五分後

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『2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?』
著者:ひろゆき

・ひろゆきのファンだから。
・2chを含むネット業界に興味がある

の両方どちらでもないのだけれど、なんとなくamazonでクリックしたら家に届いたので読んでみました。

◆2chはなぜ潰れないのか
まず、2chが潰れない理由は最初にさらっと語られるのですが、「公権力からそんなにマークされてもいないから、ユーザーの支持がある限り(使われ続ける限り)存続するでしょう。」という結論。
「公権力に敵対もしてないから大丈夫」ぐらいの感覚ですね。
・・・細かい理由は本で読んでくださいな。

まぁ、そうかもな。というぐらいの説得力を持って聞くことができます。
2ch自体が反政府活動を支援している訳でもなく、警察へのログの提出を拒んでいるわけでもなく。
あとはユーザーが見放さない限り、基本的に問題はないのではないでしょうか。

◆web2.0やCGMやセカンドライフに関する言及と公開APIの嘘
Q:web2.0ってうさんくさい定義だよね。実際、何のことなの?
Q:セカンドライフって、ホントに流行ってるの?流行るの?空騒ぎじゃないの?

そんな風に頭の片隅で考えている人もいると思いますが、一応の理屈をつけた上で

A:web2.0はマーケティングの為の題目だよね。
A:セカンドライフは流行らないね。だって1エリアに50人しか入れないし。

と、ばっさりと話が展開するのは読んでいて爽快。
さらに踏み込むと「インターネットは始まって以来、技術的に大きな進歩はしていない」など、確かに言われてみればそうだなぁ。と、思うような言葉が多かった。

「公開APIを使ってマッシュアップしたサービスを!」
といった「いかにもweb2.0」的な機能に関しては、結局APIを公開している会社のサービスを脅かす(サービスの質/負荷)場合はAPIを切られる。
つまり、そこから新しいものが生まれるというのは詭弁であり、嘘だ。
と言う感じにバッサリ。
ニコニコ動画も同様にyoutubeから切られていますし。確かにその通りですね。
フリーライドだけでサービスを作ること(web2.0的な集合知展開)は資本主義的なものに阻害されて実現出来ない。と。

もっと言っちゃえば、API公開はその母体のサイトを盛り上げる為以上のものではないし、株価対策とさえ言えるかもしれないですね。web2.0企業です!最先端です!さぁ株を買ってください! 的な。

自分は結構騙されやすい性質なので、こうやって世間に擦り込まれた認識をリセットできる言葉があるのは非常に助かるかも。

◆ネットで成功した会社
Googleを企画力・営業力に優れた会社。
mixiをブランド構築の上手かった会社。
として例に挙げていて、いわゆる「ネット企業は革新的な技術があれば大儲けできる」という嘘を浮き彫りにしているのも面白かった。

高い技術力。魅力的なコンテンツ。それを売りにする所(サイト/企業)は意外と結構あって、その中でいかに成功するかとなると結局はリアル世界と同じく「営業力」「企画力」になる。
ここらへんはネットベンチャーがことごとく沈んで行った事を考えると感慨深いですね。

mixiの上場に関してもちょっと触れていて
上場すると経営権をコントロールされる恐れがあり、そもそも収益性の高くないネット企業なのに収益体質を目指さざるを得なくなり、サービスが低下するのではないか。と危惧していて、面白いです。

実際にモノ(物質)を売っていないネット企業が、モノを売って売上を上げている企業よりも株価が高いのは、やはり何かおかしいのではないか。
という考え方も地に足がついているというか、忘れ去られていた視点で面白い。

◆この本は特に「これが結論!!!!」みたいなものは無いのですが、
インターネット、ネットベンチャー、web2.0、CGM系サービス、セカンドライフ、google、mixi
そんな言葉や媒体に関する論説には「夢」や「希望」がいっぱい詰まっていて、現実をなかなか感じることが出来ません。
「ネットの夢」でちょっと熱くなっている(ちょっと騙されている)人にはクールダウンできる良いテキストなんじゃないでしょうか。
| 読書感想 | 18:36 | comments(0) | - |
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんという本が電撃文庫から発売されていて、ゲームレビューとかゲーム業界動向などを書かれているお気に入りのブログさんで紹介されていたので、買って読んだ。

内容の説明はとりあえず置いておくと、

ついに「西尾維新」後の作家が出始めたんだなぁ。というのが読んですぐの感想。
ライトノベルの枠で言うと、昔はスレイヤーズに影響を受けたものが雨後の筍のように(または二匹目のどじょうを狙って)たくさん書かれた時期があって、ブギーポップ後も同様に類似作品が結構出てきていた。
※ブギーポップはコピーする事自体が難しかったらしく、その透明感というか「せかい系」な空気だけ引き継いだものが大半だけれど

そして、「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」は明確に明白に「西尾維新」の影響下で生まれた作品だ。
それが悪いとか、パクリだから本家に勝てないとか、本家と比べてどうのこうの。と言いたい訳では無く、ついに「西尾維新」リスペクトな作家が生まれてきた。ようするに第二世代が生まれてきたんだなぁ。という事に感慨を受けたりした。

つまり、他の作品(スレイヤーズ、ブギーポップ)と同じように「西尾維新作風」も登場当初は他の作品とは違う「独特の作風」が大反響を得て来たわけですが、第二世代が生まれる事でその作風が一般化してくるというか「普通」なものとして扱われるんだろうなぁ。という事に、面白さと、ちょっと悲しさを感じたりしてます。

西尾維新作風って、あんまり纏めて語られていない気がしますが
・登場人物達は精神病患者ではないかと思うほど病んでいる
・キャラクタ達の倫理観はいわゆる通常の道徳から大きく逸脱している事が大半
・主人公達のスタンスは斜に構えている、時には皮肉的ですらある
・会話のテンポが秀逸。というかコント仕立てのような会話で進む
・後半にきちんと「どんでんがえし」があるケースが多い、が
 活躍すると思われた主人公が役立たず。等の心理的などんでん返しが最近多いかも。

とか、こんな感じでしょうか。。。


それらをふまえて
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」を見てみると
・ヒロインは酷く病んでいて、子供二人を誘拐/監禁してる
・主人公は嘘つきで、ヒロインのその状況を解決したいと思うが
 その行為自体を警察に告げるなどの一般的倫理感は持ち合わせていない。
という、みごとな逸脱者ぷり。

ストーリー展開も実に「それっぽく」できているので、西尾維新好きには楽しめる感じでした。
扱っているテーマが中学生高校生向けである電撃文庫では難しく、よく出版したなコレ。とも思いますが。(ここらへんの話は「電撃文庫」の高年齢向けに別枠の「文庫」を作るべきなのでは?という話にもなりますが・・・)
| 読書感想 | 11:26 | comments(0) | - |
「ゲドを読む」を読む
なんか、でかいTUTAYAに行ったら無料の文庫として「ゲドを読む」がおいてあったので貰ってきた。

まだ全部は読んでないんだが、これは7月発売のDVDゲド戦記のCMとしてやってるらしいんだが中身は「原作本:ゲド戦記」のCMな感じ。
実は原作はかなり昔に1巻を読んだだけだったので、改めて原作読んでみようかなと思いました。

んで、巻末ぐらいに河合さんX宮崎(息子)の対談があったのですが、
一部紹介させていただくと

#アレン本人も、何でそうしたかは理屈では分からないと思う。
#僕としてはアレンその人になって作品を作ったつもりはないんです。
#アレンという子がわからないから、ずっと横に立って彼を見ていた感じです。
# 176P,対談の中で:宮崎吾朗

という部分があり、なんか要約すると
「若者の考え方が分からないけど、こんな感じじゃないかなと思って描きました」
みたいにも受け取れてしまって、それは作り手としてどうなのか。
この映画の主人公アレンは行動の一貫性に欠けるキャラクターで、見ていても理解不能な人格というか、共感不能に思えました。
確信犯的に「わけわかんない」キャラクターとして描いているならまだしも、描いている監督自らが「わからない」と言ってしまって良いものなのか。。。。

なんか、おっさんが「良くわかんないけど、いまの若者ってこんな風じゃね?」と思って適当に書きました。

みたいに感じてしまい、映画:ゲド戦記の底の浅さを感じる一方で
主人公の心境を理解できない世代の監督/ディレクター/制作陣が作品を作るとそんな無法も起こるのか。と納得してしまいました。
| 読書感想 | 14:54 | comments(0) | - |
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